2025年3月20日の春分の日は、香道の体験会を開催いたしました。
講師をつとめてくださったのは、メンバーさんのご友人でもある香道歴25年の山中千恵美さん。
香道とは、文字が表すとおり、平安時代から受け継がれてきた日本独特の芸道のひとつです。
茶道や華道のように、礼儀作法や立居振舞、さらには古典文学の知識なども重視されるとのことですが、何よりも香りそのものを楽しむことに意義があります。
昨日は、講師をつとめてくださった先生が「三種桜狩香」という場を設けてくださいました。
三種のお香を各3包ずつ用意してくださり、それを3つ選んで香りを聞き(香道では香りを嗅ぐことを聞くと表現します)、香りを当てるというもの。
それにしましても、講師の山中さんの所作の美しいこと!
ひとつひとつの動き優雅で繊細なのです。
また昨日は、香の中でも最上級という「キャラ」を入れてくださり、日常では出会えない贅沢なひとときを味わうことができました。
ご参加された方々も、静かな時間が流れる中、皆さん緊張されつつも「とても楽しかった!、またやりたい」とおっしゃってくださり、本当に素晴らしい会となりました。
最後に、山中さんご自身が調合されたという、とても上品な匂い袋と桜の干菓子をくださって、そのおもてなしの素晴らしさを目の当たりにさせていただきました。
山中さんはもちろんですが、間に入って連絡をとってくださったり当日お手伝いをしてくださいましたメンバーの真由美さん、そしてご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。
もしまた会を開催する機会がありましたら、このホームーページからもご案内をさせていただきたいと思います。





